鹿児島県では21日朝、線状降水帯が発生し各地で記録的な大雨となっています。道路に土砂が流れ込むなど、交通への影響も出ています。

 前線と低気圧の影響で鹿児島県の薩摩・大隅地方では20日から記録的な大雨となっている所が多く、災害の危険度が急激に高まっています。

 南さつま市を流れる万之瀬川などでは一時、氾濫危険水位を超えました。

 交通にも大きな影響が出ています。

 JRの在来線では多くが始発から運転を見合わせ、また、高速道路の九州自動車道の一部などで通行止めが続いています。

 鹿児島市では各地で崩れた土砂が道路をふさぐなどして大規模な渋滞が発生し、通勤や通学にも影響が出ました。