宮城県議会6月定例会は1日に最終日を迎え、閉会しました。新しい副知事の起用など31議案全てが可決されました。

 県議会6月定例会には、4日に退任する総務省出身の池田敬之副知事の後任として、元水産林政部長の小林徳光みやぎ産業振興機構副理事長を起用する人事案件など31の議案が提出され、全て原案通りに可決されました。

 議員提案では、外国人の土地購入について、国に慎重な姿勢と国土の保全を求める意見書など5件が提出され成立しました。

 一方、県が導入を目指す宿泊税については、仙台市との調整や宿泊事業者への説明などに時間がかかるとして条例案の提出は見送られました。