海上自衛隊で安全保障に関わる「特定秘密」を違法に扱っていた問題を巡り、与野党は、衆議院の情報監視審査会を開催し防衛省から説明を受ける方向で調整しています。

 関係者によりますと、11日の午後に衆議院の情報監視審査会を開き与野党の委員らが防衛省から説明を受ける予定です。

 そのうえで、木原防衛大臣に対し情報保全の体制の改善や再発防止策などについて勧告する見通しです。

 この問題を巡り、防衛省幹部によりますと、トップの酒井海上幕僚長が引責辞任する意向を示しています。