物価高なのになぜ。実は今、カニが安いのです。
北海道八雲町にできた30人以上の行列。その目当ては…。
購入客(札幌から) 「5袋買いました。まずこれだけ買ってどうしようかなとこれから考えているところ。安かったので」 「(Q.何して食べたい?)しゃぶしゃぶ」
袋の中身は「オオズワイガニ」。しかも10杯で1000円と破格値で販売。
購入客 「たくさんある」 購入客(地元在住) 「新鮮な状態で食べられるのでありがたい」
なぜ、こんなに安いのでしょうか。
水揚げされたのは大量のオオズワイガニ。
地元の漁師 「大量に取れてしまって結構、迷惑なカニ。網をボロボロにしてしまうので取るだけ赤字です」
この漁港では“海の厄介者”として嫌われるオオズワイガニ。
しかし、「寿司眞岡」では、オオズワイガニを地元の特産品にしようと新たなメニューの提供を始めています。
寿司眞岡 石岡眞喜雄さん 「安いし地場のカニとしてはおいしいカニ。今、毛ガニが高価だから」
オオズワイガニをふんだんに使ったメニュー。さらに、カニ味噌に内子や外子と呼ばれる卵巣を混ぜた一品も。
記者 「(カニ)味噌を混ぜるのが、すごくおいしい」 寿司眞岡 石岡眞喜雄さん 「それがみそなんです」