約1400人が犠牲になった仙台空襲から、7月10日で79年です。仙台市で空襲の犠牲者と戦没者を追悼する合同の慰霊祭が行われ、遺族らによる黙とうと献花が行われました。

 岩切地区遺族会荒井みつ子さん「戦争を知らない子どもをはじめ、ああいう激戦があって、ああいう時代があったっていうことを、今恵まれた時代になってきたのでやっぱり後世には伝えたい」

 太平洋戦争末期、1945年7月10日未明のアメリカ軍による仙台空襲では、1399人が死亡し1683人が負傷しました。

 仙台市によりますと、高齢化によって慰霊祭へ参列する遺族は年々減っていて、参列者は前年より5人少ない35人だったということです。