仙台市内に本社がある印刷会社がサイバー攻撃を受け、最大で17万3000件の卒業アルバムのデータが漏えいした可能性があることが分かりました。
サイバー攻撃を受けたのは、卒業アルバムの印刷などを行う仙台市青葉区の「斎藤コロタイプ印刷」です。
会社によりますと、2024年7月、工場のサーバーシステムに異常が見られたため調査したところ、ランサムウェアの攻撃を受けたことが分かりました。
サイバー攻撃により、宮城県内を含む全国約2000校の2023年度の卒業アルバムに掲載された氏名や写真のデータ、最大で17万3000件が漏えいした可能性があるということです。
これまでに被害は確認されていません。
2024年度のアルバム制作では、新たに構築したサーバーを使用するなど、セキュリティー対策を強化しているということです。
「斎藤コロタイプ印刷」は「ご迷惑をおかけして申し訳ございません。被害が確認された時には真摯に対応していきたい」とコメントしています。