宮城県の塩釜神社で古代から続く年に一度の神事が行われ、国家の安泰と国民の平穏を祈願しました。

 塩釜神社では、毎年7月10日に1年で最も重要な神事である例祭を行っていて氏子ら約130人が参列しました。

 参列者が地場産品などを奉納した後、古代の創建当時から受け継がれている御出幣式と呼ばれる神事が行われました。

 普段は本殿に祀られれている御神幣をこの日だけ外に出し、石段の上から南北にそれぞれ3回ずつ振って国家の安泰と国民の平穏を祈願しました。

 「ほとんど毎年来ています。新しい気持ちでまたこれから生活していきたいなと決意を新たにしました」「とても神秘的なものを見せていただいたなと思います。家族がみんな幸せでいられますようにとお祈りいたしました」

 塩釜神社では、14日に流鏑馬神事も行われる予定です。