10日仙台で桜の満開が発表されました。各地の名所は多くの花見客でにぎわっています。

 中津川夏帆記者「暖かな日差しが降り注いでいて、春らしい過ごしやすい気温です。桜の満開が発表されたということで、多くの人がお花見を楽しんでいます」

 毎年5万人以上が花見に訪れる仙台市青葉区の西公園には、ソメイヨシノなど約200本の桜が植えられています。

 訪れた人たちは、満開の桜の下で食事やお酒を楽しんでいました。

 「西公園40年ぶりに来ました。桜もきれいで酒もおいしいです」「楽しいです」「子どもの誕生日なので、タイミング良く見られて良かったです」

 中島秀太記者「白石川沿いに広がる一目千本桜です。あいにくの曇り空ですが、満開の桜を楽しもうと多くの人が訪れています」

 一目千本桜は、船岡城址公園とともに宮城県で唯一、日本さくら名所100選に選ばれています。

 大河原町から柴田町にかけての白石川沿いに連なる桜の名所も、10日に満開となりました。

 大河原町の桜まつり会場では、桜と一緒に写真を撮る人や弁当を片手に友人たちとの会話を楽しむ人の姿が見られました。

 「きれいだよね。毎年来てるけどね、すごいきれい」

 おおがわら桜まつりは期間を延長し、16日まで開催されています。