今年上半期のビールの販売は去年10月の酒税改正で需要が伸びたため、各社とも好調でした。

 ビール大手4社が発表した今年1月から6月の販売実績によりますと、「ビール」は市場全体で去年の同じ時期と比べて7%増えたということです。

 プラスになるのは3年連続です。

 また、ビール、発泡酒、新ジャンルからなる「ビール類」の販売数量のうち、ビールは54%と5割を超えました。

 去年10月の酒税改正でビールにかかる税金が引き下げられ、需要が拡大していることが要因です。

 一方で、増税となった「新ジャンル」(第3のビール)の市場は、マイナス21%と大きく落ち込んでいます。