客の女性に性風俗店の仕事を紹介した罪に問われているホストクラブの元店長と従業員の裁判で、仙台地裁は2人に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

 起訴状などによりますと仙台市青葉区国分町のホストクラブNOBLEの元店長、草苅亮二被告(36)と元従業員の日下野史弥被告(27)は2023年、客の女性に対し性風俗店の仕事を紹介した職業安定法違反(有害業務の紹介)の罪に問われています。

 判決で仙台地裁の須田雄一裁判長は「マッチングアプリで知り合った女性に多額の金銭を使わせた狡猾な手法」などと指摘し、草苅被告に懲役2年執行猶予4年、日下野被告に懲役1年4カ月執行猶予3年の判決を言い渡しました。