17日、九州南部が梅雨明けしたとみられると発表されましたが、気象庁の森長官は本格的な夏の始まりを前に厳しい暑さへの備えを呼び掛けました。

気象庁 森長官 「向こう3カ月の気温が全国的に高くなる見通しとなっており、厳しい暑さへの備えを万全にしていただきたい」

 森長官は17日の会見で、今後3カ月の気温が全国的に高くなるとの見通しを示しました。

 記録的な高温となった去年の夏を上回る暑さになるかどうかはまだ分からないものの、太平洋高気圧の張り出しが強まると気温がかなり上昇する可能性があるとしました。

 森長官は暑さに慣れることが大事としつつも、屋外で活動する際には飲料水や日陰を確保するなど、十分な熱中症対策をするよう呼び掛けました。