今年の夏休みにかける予算は物価高や円安などの影響で去年より減少する見通しであることが民間の調査で分かりました。

 調査会社「インテージ」が15歳から79歳の男女を対象に夏休みについて調査したところ、1人あたりの予算は平均で5万8561円でした。

 去年は6万146円で前の年より1.2倍に増加していましたが、今年はやや減る見通しとなりました。

 予算が減った人の理由については、5割以上が「物価高・円安」を挙げたということです。

 また、海外旅行の予算は1人あたり44万3058円で、去年よりおよそ7万円減っています。

 渡航先はヨーロッパなどが減少し、円安の影響が少ない近場のアジアが増加しているということです。