JR東日本は今年1月、東北新幹線などで起きた停電による大規模な運転見合わせを受け、トラブルの原因となった新幹線の架線の復旧訓練を初めて公開しました。

 JR東日本では今年1月、架線の故障による停電で東北、北陸、上越の各新幹線の一部区間で終日、運転を見合わせて約12万人に影響が出ました。

 これを受けてJR東日本は今月18日、架線の復旧訓練を初めて公開しました。

 公開された訓練は架線が断線した場合を想定したもので、電気が通っていないことの確認や車両を使って架線を引き上げる作業などが行われました。

 担当者は「二度とこういうトラブルは起こしてはいけない。安全確保を徹底していきたい」としています。