千葉市で17日、踏切近くの道路から水があふれ出し、付近が約13時間にわたって通行止めになった原因は64年前の1960年に設置された水道管の老朽化だったことが分かりました。

 17日午後1時ごろ、千葉市中央区の京成電鉄新千葉駅近くの道路から茶色い濁った水が噴き出しているのが見つかりました。

 漏水の通報を受けて千葉県の職員が調べたところ、漏水していたのは64年前の1960年に敷設された口径200ミリの水道管だったことが分かりました。

 経年劣化によって穴が開いていたということです。

 県は付近を通行止めにして穴をふさぐ応急対応を行ったうえで埋め戻し、約13時間後の18日午前2時ごろに通行止めを解除しました。

 けがをした人はいませんでした。

 なお、午前8時現在、水が濁っているなどの問い合わせが83件寄せられていて、2台の給水車で対応したということです。