スズキは車の変速装置の部品の一部に不具合があり、車が走行不能になる恐れがあるとして約14万台のリコールを国土交通省に届け出ました。

 リコールの対象はスズキが2014年12月から2023年9月までに製造した「アルト」や「ソリオ」など6車種、13万7690台です。

 国交省によりますと、運転中にクラッチ操作を自動で行う変速機の内部の材質が不適切なため、高温多湿の条件下ではモーターが作動しなくなる可能性があるということです。

 最悪の場合、変速できなくなり走行不能になる恐れがあるとしています。

 これまでのところ事故は確認されていませんが、134件の不具合があったということです。