19日午後からマイクロソフトのウィンドウズを使うコンピューターで起きたシステム障害について、原因のソフトウェアの開発企業が問題を特定し修正したと明らかにしました。

 19日の午後からウィンドウズを搭載したパソコンの画面が突然青色に変わってしまい、正常に起動しないといったトラブルが発生しました。

 影響は日本のみならず、世界各国の航空・鉄道、放送などに広がりました。

 障害を引き起こしたのは、セキュリティ・ソフトウェア会社の「クラウドストライク」がウィンドウズ向けに提供したシステムアップデートの不具合が原因とみられています。

 会社のCEOはSNSで「これはサイバー攻撃ではない。問題は特定され、すでに修正プログラムも配布された」と明らかにしました。

 そのうえでクラウドストライクは、セーフモードで特定のファイルを削除するなどすれば問題は解決できると説明し、再発防止に努めるとしています。