土用の丑の日にスタミナを付けて厳しい暑さを乗り切ろうと、ウナギ店には多くの人が訪れました。

 青葉区一番町にある創業約200年の老舗うなぎ専門店には、開店前から20人ほどが並びました。

 普段より3時間ほど早い午前5時から仕込みを始め、通常の3倍に当たる店内用400食、持ち帰り用の弁当1000食を提供しました。

 稚魚の不漁により、6月以降仕入れ価格が2割ほど値上がりしましたが、店では人件費の上昇などから5月に値上げをしたため、今回は据え置きました。

 「年に何度もないものだから、主婦のぜいたくです」「暑い夏を頑張って乗り切るために、ウナギを食べて元気を付けたい」

 2024年は夏の土用の丑の日が2回あり、次は8月5日です。