■“スマホゲーム議員”辞職「家族に…」

 議会中にスマホゲームをしている姿を小学生たちに目撃された町議が辞職しました。

 ただ、気になるのがその理由です。

宮城県大河原町 佐藤貴久町議(73) 「我が家にかなり危険ととれる脅威が起こりました。それは家族や知人の生命を脅かすものです。私はもう議員を続けることはできません」

 24日、宮城県大河原町の佐藤町議が「親族に危険が及ぶ」として辞職しました。

宮城県大河原町 佐藤貴久町議 「(Q.危険とは具体的には?)事実だから話しました。ただし、お答えできません」

 一体、何があったのでしょうか。佐藤町議は先月10日、本会議中の議席でスマートフォンのゲームをしているところを見学に訪れていた小学生たちに目撃され、感想文に書かれたことで問題になっていました。

宮城県大河原町 佐藤貴久町議 「基本的に私はスマホであんまりゲームをしないんです」

 佐藤町議は問題発覚後、「記憶にない」と話していました。

宮城県大河原町 佐藤貴久町議 「タブレットでやることが多いんで、タブレットが不調の時のためにスマホにも入れていました」 「(Q.なんのゲームか?)僕は『ツムツム』としか言いませんから」 「(Q.自身のレベルの高さは?)並み以上でしょうね」 「(Q.ゲームは今後も続ける?)今のところはちょっと。今は自分のなかで、やるかやらないかは決めていません」 「(Q.きょうからやめている?)やめています」

 24日、議会では佐藤町議への辞職勧告決議案が可決されていました。