東北地方は24日から断続的に激しい雨が降っています。特に秋田県は記録的な大雨となっていて、災害発生の危険度が高くなっています。

 東北地方は梅雨前線が停滞して、梅雨末期の大雨となっています。

 石沢川が氾濫した秋田県由利本荘市では24時間で197ミリと、平年の7月一カ月分の雨が一日で降りました。

 秋田県では由利本荘市のほか湯沢市や東成瀬村でも観測史上1位の24時間雨量を観測しています。

 25日日中も断続的に激しい雨が降る予想で、26日朝までに東北日本海側の多い所でさらに150ミリの雨が降ると見られています。

 東北地方の大雨は来週はじめにかけて続く恐れがあり、土砂災害や河川の増水、氾濫などに警戒が必要です。