日本人の3人に1人が患者とされる高血圧の対策に取り組もうと、業種の異なる6社が共同プロジェクトを立ち上げました。

 共同プロジェクトに参加するのは、ミツカンや森永乳業、オムロンヘルスケアなど6社です。

 放置すると脳や血管のリスクになる高血圧について、参加企業が展開するドラッグストアなどで啓発活動を行い、血圧が高めの人向けの商品を紹介するほか、SNSを使った発信も連携して行います。

 高血圧を巡っては、偽の情報が拡散されることも多いほか、自覚症状がないなどの理由で医療機関での受診を途中でやめてしまう人が多い、といった課題があります。

 共同プロジェクトは今後、フィットネス施設など血圧に関わる様々な業種の企業に参加してほしいとしています。