25日の日経平均株価は取引開始直後から、1000円以上下げて始まりました。

 終値は今年最大の下げ幅となる1285円安で、およそ3カ月ぶりに3万8000円を割り込みました。6月後半から急上昇した分をすべて失った形です。

三井住友DSアセットマネジメント 市川雅浩氏 「日経平均が大幅安となった理由として、一つはアメリカのハイテク株の調整が続いていること。もう一つは円高の進行です」

 今回のように、直近の高値からの下落率が10%を超えると、株式市場では「調整局面入り」とされ、今後は下げやすくなると言われています。

市川氏 「投機筋の先物主導によるもの。それほど深刻に考える必要はない。物価も上がってきて、賃金も上がってきていますので、今回10%下げたからといって、下げ続けることはないかなと思う。円高の終了については、来週の日銀金融政策決定会合が注目」

(「グッド!モーニング」2024年7月26日放送分より)