フランスの高速鉄道TGVの3つの路線で放火があり、列車の運行に影響が出ているということです。

 フランス国鉄によりますと、フランスの高速鉄道TGVの3つの路線で25日の夜、放火の被害があったということです。

 被害があったのは、パリとフランス西部を結ぶ大西洋線、パリとベルギー国境を結ぶ北部線、パリとドイツ国境を結ぶ東部線の3つの路線だとしています。

 フランスメディアによりますと、モン・パルナス駅を中心にダイヤが大きく乱れているということです。

 フランス国鉄は「高速鉄道の交通まひを狙った攻撃を受け、多数の列車が迂回(うかい)または運休となっている」と発表しています。

 被害を受けてフランス国鉄は、鉄道利用者に対して「駅には行かないよう」呼び掛けています。