沖縄県宜野湾市の松川正則市長が都内のホテルで死去を受け、前日に面会したばかりの林官房長官は「突然の訃報に大変驚いた」と述べ、哀悼の意を示すとともに功績を称えました。

林官房長官 「普天間飛行場が所在する宜野湾市の代表として、沖縄の基地負担軽減などにご尽力をされてきたところであり、これまでのご功績に改めて敬意を表するとともに、哀悼の誠を捧げます」

 松川市長は25日、アメリカ軍の普天間基地の跡地利用の促進などの要望活動で上京していて、総理官邸で林長官とも面会していました。

 林長官は「お会いしたばかりでの突然の訃報に大変驚いている」と述べ、「半世紀以上にわたり宜野湾市の発展のために尽くしてこられた」と功績を称えました。

 そのうえで政府として普天間基地について、辺野古への移設を進め、全面返還を実現する考えを強調しました。