千葉県佐倉市で商店街を視察した岸田総理大臣は物価高に直面している地域の実情に応じた経済対策について、秋に策定する考えを改めて強調しました。

岸田総理大臣 「地域経済においてエネルギー価格高騰、あるいは物価高、これをまず当面、乗り越えていかなければなりません」

　そのうえで岸田総理は、消費者のニーズに寄り添った商店街にすることや消費を喚起する取り組みを政府として支援する考えを示しました。

　政府は秋に低所得者世帯への給付金や地域の実情に応じた、きめ細やかな物価高への支援策を盛り込んだ経済対策を取りまとめる方針です。

　一方、岸田総理は子どもたちが自然豊かな里山の森で生き生きと遊ぶなど幼児教育に力を入れている幼稚園も視察しました。

　岸田総理は「量の拡大ももちろん大事だが、質の向上が大事なことは言うまでもない」と述べ、幼児教育や保育環境の充実に取り組む考えを示しました。