インド北部の各地で断続的な激しい雨によって川の増水や洪水が引き起こされ、少なくとも11人が死亡したほか、50人以上の行方が分からなくなっています。

 現地メディアなどによりますと、北部・ヒマチャルプラデシュ州の各地で1日までに激しい雨が断続的に降りました。

 この影響で川が増水して激流となったうえ、洪水も発生していて、複数の住宅や橋が流されるなどしました。

 これまでに少なくとも11人が死亡したということです。

 また、50人以上が行方不明になっていて、救助隊員らは捜索活動を続けています。

 一方、7月末に南部・ケララ州で発生した土砂崩れによる死者は288人に上りました。

 今も200人以上の行方が分かっていないため、犠牲者はさらに増える恐れがあります。