パリオリンピックの開会式でレディー・ガガさんが披露したパフォーマンスは本番3時間前に収録した映像だったことが分かりました。雨予報のなか、安全確保のためだったということです。

 フランスメディアによりますと、パリオリンピックの開会式の序盤に行われたレディー・ガガさんによるキャバレーをイメージしたパフォーマンスについて、開会式と閉会式の芸術監督を務めるトマ・ジョリー氏(42)が事前に収録した映像だったことを明かしました。

 ハイヒールを履いたガガさんやダンサーたちがセーヌ川沿いに設置された特設ステージの階段を上り下りする演出でしたが、本番の時間帯は雨が降る予報でした。

 転倒などの危険があり、中止も検討しましたが、ガガさんが出演を希望して急きょ、本番の約3時間前の雨が降っていない時に収録したということです。