マイナンバーとひも付けた公金受取口座に本人以外の家族名義の口座などが約12万件登録されている問題で、河野デジタル大臣は登録を順次、抹消すると発表しました。

 デジタル庁は、本人名義以外の口座が登録されていると給付金の支給が遅くなることもあるとし、本人の口座に変えるようこれまで呼び掛けてきました。

 先月10日時点で約11万7000人が変更をしておらず、該当する人には通知をしたうえで9月上旬ごろから登録を抹消するということです。

 また、いったんは本人口座と判断していたものの中から新たに家族口座と判断された事例が約7000件あったと明らかにしました。

 これらについても、通知をしたうえで10月以降に登録を抹消するとしています。