サイバー攻撃を代行する海外のサービスを使い、国内の大手出版社に攻撃を仕掛けたとして、警察庁のサイバー特別捜査部が25歳の男を逮捕しました。

 大分市の配管工・赤坂篤洋容疑者(25)はおととし3月、大手出版社のサイトに2回に渡ってサイバー攻撃を仕掛け、閲覧できない状態にした疑いが持たれています。

 警察庁によりますと、赤坂容疑者は月額1000円ほどの登録料でサイバー攻撃を代行する海外のウェブサービスを利用して、攻撃を仕掛けていたということです。

 警察庁は去年9月に海外の捜査機関から提供された情報をもとに赤坂容疑者を特定し、逮捕に至りました。

 赤坂容疑者は「弁解することはない」と容疑を認めています。