8日の地震で震度6弱を観測した宮崎県日南市では、住宅の屋根が被害を受けた人のためにブルーシートの配布が始まりました。

ブルーシートを取りに来た男性 「日曜日配るのかなと思ったけど、近所の人から聞いて慌てて来ました。初めてだから、こんな屋根壊れたのは」

 日南市の消防本部では11日朝、ブルーシートの配布に市民ら200人以上が列を作りました。

 受け取りに来た多くの市民が「家の屋根瓦が壊れて落下した」と話していて、用意された100枚のブルーシートや500枚の土嚢(どのう)袋が40分ほどで無くなりました。

 九州南部では今後、来週にかけて雨の予想も出ていて、市では各地から物資を集めて希望者への配布を急いでいます。