政府が大量の在庫を抱える布マスク、いわゆるアベノマスクについて、仙台市教育委員会が約50万枚の配布を申請しました。

 給食や掃除など、様々な活動に利用することを想定しています。

 アベノマスクは、政府が2020年に大量に調達して全世帯に配布しましたが約8000万枚が余り、保管に6億円以上がかかっていることから、厚生労働省が配布希望者を募っていました。

 仙台市教育委員会は「捨てられてしまうなら有効活用したい」と約50万枚の配布を申請したということです。

 給食当番や掃除当番など様々な活動での利用を想定していて、仙台市立の全ての小学校と中学校に、学校の規模に応じた枚数を配る予定です。

 アベノマスクは、3月上旬以降に配送される予定です。