企業の間で取引されるモノの価格を示す、企業物価指数の7月の数値は前の年の同じ月と比べて3%上昇しました。8カ月連続で過去最高水準です。

 日本銀行が発表した7月の企業物価指数の速報値は123.1で、前の年と比べて3%上昇しました。

 比較可能な1980年以降で最も高い数値で、前年比では41カ月連続でプラスとなりました。

 前年比でプラス3%台を示すのは去年8月以来11カ月ぶりで、円安の影響などもあり伸び率は上昇傾向が続いています。

 政府による補助金が打ち切られたことで電気・ガス料金が値上がりしたほか、輸入品の価格が上がっている豚肉や玄米の価格などが上昇している精米も値上がりしました。