岸田総理大臣が来月の自民党総裁選挙に出馬しないと表明したことを受け、公明党の山口代表は「強い意思と重い決断を受け止める」とコメントしました。

公明党 山口代表 「私としても総理のその強い意思と重い決断を受け止めるということと致します。私の方からも感謝とねぎらいの思いをお伝えしましたし、また、この段で身を引く覚悟を示すというのは残念な思いもありますということもお伝えをいたしました」

 山口代表は14日午前10時半ごろに岸田総理から総裁選には出馬しないとの電話があり、「正直言って驚いた」と心境を明かしました。

 岸田総理からは「自公の連立政権にとっても、これが最良の選択になると確信している」と伝えられたということです。

 山口代表は次の総裁について「岸田総理の思いを生かすリーダー選びを期待したい」と述べました。

 一方、この秋に予定されている公明党大会以降も自身が党の代表を続投するかどうかについては「熟慮を重ねたうえで結論を出したい」と述べました。