岸田総理大臣が来月の自民党総裁選挙に出馬しないと表明したことについて、中国の北京市民からは「驚いた」という意見が聞かれました。

北京市民(40代男性) 「かなり驚いた。(岸田政権の日中関係は)穏やかだったと感じる」

北京市民(50代男性) 「彼の政策についてあまり知らない」

 岸田総理は2021年10月の就任以降、中国を訪問する機会がありませんでした。

北京市民(60代女性) 「(処理水放出に)非常に反対です。もっというと憤りを感じました」

 一方、岸田総理が去年8月、福島第一原発の処理水の放出を決定したことは広く知られていて、市民からは処理水放出に反対する声が多く聞かれました。