トルコのエルドアン大統領がパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談し、「国際社会がイスラエルに圧力を強めるよう働き掛ける」と述べました。

 トルコの首都アンカラで14日に開かれた会談では、ガザ地区を巡る情勢や停戦に向けて必要な措置が話し合われました。

 エルドアン大統領は「トルコはパレスチナの正当な大義を支持し続ける」と述べ、「国際社会がイスラエルに圧力を強めるよう働き掛けていく」と強調しました。

 また、イスラエルのガザ地区への攻撃を激しく批判したうえで、「一部の西側諸国が沈黙し、イスラエルへの援助を続けていることは容認できない」と語りました。

 さらに、「特にイスラム諸国はガザでの即時停戦と人道支援が途絶えることがないように尽力すべきだ」とも訴えました。

 アッバス議長は15日にトルコの議会で演説をする予定です。