インドネシアの18歳以下の選手たちによる野球大会「アジア甲子園」が12月に初めて開催されることになり、都内で発表会が開かれました。

 アジア甲子園を企画したのは、プロ野球で育成選手としてプレーした柴田章吾さんです。

 難病の「ベーチェット病」と闘いながらも愛工大名電高校で夏の甲子園に出場しました。

 柴田さんは野球の認知度が低い東南アジアで日本の高校野球の文化を継続して発信し、野球やスポーツの持つ魅力を広げたいとしています。

柴田章吾さん 「野球の大会をやりたいというより、あの甲子園をそのままアジアに届けたい」

 第1回大会は12月にインドネシアのジャカルタで8チームが参加して開催されます。

 日本の元高校球児やブラスバンドによる「甲子園」を再現したエキシビジョンマッチも予定されています。