去年3月に反スパイ法違反などの疑いで北京市内で拘束されたアステラス製薬社員の50代男性が今月中旬に起訴されていたことが分かりました。

 日中関係筋によりますと、今月中旬に中国当局からの通知により、50代男性の起訴が確認されたということです。

 また、先月に行われた日本大使館職員による面会では、健康状態などに大きな問題はなかったということです。

 日本政府としては引き続き様々なレベルや機会を通じて日本の立場を強く申し入れ、引き続き当該の日本人男性の早期釈放を強く求めていくとしています。