回転ずしチェーン「スシロー」の北京1号店が21日に開店しました。日本式の回転ずしは北京でも人気で、初日は600組以上が来店し、大行列ができました。すべて満席です。

客 「北京ではマグロが高い。開店のキャンペーンで食べに来た。10皿以上は食べたい」

 スシローは3年前に中国1号店を広東省広州市に出店し、45店舗目で初めて北京に出店しました。

 1皿10元、日本円で200円程度が中心の価格設定となっています。

スシローを展開するF&LC 荒谷和男執行役員 「本物のおすしを、どんな方でもいつでも気軽に来れるような形で食べてもらいたい」

 去年8月の福島第一原発の処理水放出以降、中国国内では一時、海鮮の消費を控える動きもありましたが、回転ずしは根強い人気で、初日は10時間待ちとなる瞬間もありました。