兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑を巡り、事実関係を調査するため設置された百条委員会が23日に開かれ、県の職員から「知事が職員に文房具を投げつけた」などの証言があったことが分かりました。

百条委員会 奥谷謙一委員長 「厳しい叱責を受けたことがあると言われた方は結構おられたんじゃないかなと思います。パワハラに当たるのかどうか、しっかり評価をしたいと考えています」

 県の職員への証人尋問を終えた委員長は、出席した6人から、「知事が職員に文房具を投げつけた」「休日・深夜を問わずにチャットで連絡が発信され、プレッシャーを感じている」などの証言があったことを明らかにしました。

 斎藤知事は疑惑を否定していますが、30日には知事本人への証人尋問が公開で行われる予定です。