台風10号は鹿児島県の奄美地方に近付いています。台風から離れた本州でも湿った空気の影響で激しい雨となっています。

 強い台風10号は奄美地方の東の海上を西寄りに進んでいます。

 27日の夕方以降、北寄りに向きを変えて29日木曜日には九州に接近、上陸する恐れがあります。

 その後、列島を沿うように進むため影響範囲が非常に大きくなる予想です。

 また、台風周辺の湿った空気が流れ込み、27日朝にかけて東海や関東などでは激しい雨を観測しました。

 27日午前中には愛知県、岐阜県、三重県、静岡県で線状降水帯が発生して、災害の危険度が急激に高まる恐れがあり、警戒が必要です。