「コト消費」や「タイパ」=時間対効果を好むZ世代をターゲットに、店舗内で過ごす時間を楽しめるようにした、これまでにない化粧品売り場が東京・原宿にオープンします。

 30日にオープンするこの店舗では、ギフトへの関心が高いZ世代向けに、専門のスタッフが巧みな手さばきでラッピングするコーナーを設け、待ち時間も楽しめるようにしました。

 また、Z世代には手の届きにくい高価格帯の商品も自由に試しながら、SNS用にメイク動画などを撮影できる時間貸しのブースなどもあります。

 化粧品の国内市場規模は新型コロナ前に比べて4割ほど落ち込んでいて、若年層の獲得に向けた競争が激しくなっています。