東京・小平市にある朝鮮大学校の学生らおよそ50人が経由地の北京から北朝鮮の平壌に向けて出発しました。およそ1カ月間、滞在する予定です。

 朝鮮大学校の生徒は新型コロナの感染拡大以前は北朝鮮を定期的に訪問していましたが、感染拡大後、中国との国境が封鎖されるなど往来が禁止されたため訪問は行われていませんでした。

 今回、学生らおよそ50人は2019年以降、およそ5年ぶりに北朝鮮を訪問します。

 関係者によりますと、学生らはおよそ1カ月滞在し、北朝鮮との結び付きを確認する「祖国講習」を受ける予定です。

 今回の訪朝には、朝鮮総連の幹部を育成する狙いもあるということです。