街の皆さんに防災の素朴な疑問について伺ってきました。

■備蓄どれだけ? 防災の“素朴な疑問”

20代の人 「(Q.何かしている防災はありますか?)窓ガラスが割れたりするのが怖いので、強い影響がある時は窓にテープを貼ってというのはありますね」

50代の人 「息子が今、外に出て行っているのでその部屋が空いていて、ケースでお水とお茶と、あと犬がいるので犬のトイレシートと犬のご飯を備蓄しています」

60代の人 「非常用袋が買ったきりで駄目になっていて、それをチェックしました。食べ物なんか食べられないですよね。そういうのを捨てて補充して、きょうこれから100円ショップにも行って、もうちょっと独自の良いものがないかと思って」

70代の人 「植木鉢を片付けたり、厚いカーテンにしたり。あとは忘れがちなスリッパね。ベランダで履いてるスリッパ。(風で飛ぶと)凶器になるんですよね」 「(Q.停電については?)区から懐中電灯が送られてきたり、そういうのがありますので。この間、片付けていたら懐中電灯が十いくつ出てきた。なんかでそろえておいておくんでしょうね」

 子どもへの対策も欠かせません。

30代の人 「子どもが3人いるので、5歳で下に2歳の双子がいるんですけど、台風とかの時にお菓子は多めに置いておくようにして。子どもたち、お菓子だったら食べてくれたりするので」 「(Q.どんなものを備蓄している?)お菓子以外だと、冷凍食品とかも多めにストックするようにはしています」 「(Q.停電が起きたらどうしますか?)それこそ冷凍食品とかも使えなくなっちゃうので、ガスボンベやガスコンロは一応置いてあるようにはしています」

 台風10号の接近に伴い、発生する恐れのある冠水。対策が難しいという人もいます。

40代の人 「(家は)川が近いので、隅田川と荒川の間辺りで、氾濫とかあった時に何年か前は荒川が氾濫するとか連絡があって」 「(Q.ハザードマップ確認している?)してますけども、真っ赤なのでどうしようもない」 「(Q.もしもの対策は?)特にしてない」 「(Q.土のうを事前に準備しておこうとか?)場所がないから、置く場所とか備蓄する場所」

 防災に対して疑問の声も上がります。

30代の人 「どれぐらい食料とかも備蓄すればいいか気になります」

 さらに…。

50代の人 「犬が中心なんですけど(停電して)電気が付かないと真っ暗になっちゃうので」

20代の人 「犬と一緒に避難できる避難所はどれくらいあるかは気になる」

 どれぐらい食料の備蓄が必要なのか。ペットと避難できるのか。防災のプロが答えます。