海上自衛隊は27日、潜水手当を不正に受給問題で、自衛隊捜査機関である警務隊は潜水艦の元乗組員3人を詐欺などの疑いで書類送検しました。

 書類送検されたのは潜水艦救難艦「ちはや」の元乗組員で、50代の元海曹長、30代の2等海曹、30代の元2等海曹です。

 3人は潜水訓練を受けたかのように見せ、不当に手当をだまし取った疑いなどが持たれています。

 潜水手当の不正受給については今年7月に65人が懲戒処分となっていて、今回書類送検された3人も含まれているとのことです。

 3人の認否について海上自衛隊は「今後の捜査に影響を及ぼす」として明らかにしていません。