東北電力は再稼働を目指す女川原発2号機について、原子炉に核燃料を入れる燃料装荷を始めました。

 東北電力は、女川原発2号機の燃料装荷の前提となる施設の損壊を想定した「大規模損壊訓練」と、重大事故が発生した時の操作を確認する「シーケンス訓練」を先月、終えていました。

 そのうえで、9月ごろを目指していた原子炉に核燃料を入れる「燃料装荷」について、3日午後3時に作業を開始したと発表しました。

 使用済み燃料プールに保管している核燃料560体をおよそ1週間かけて原子炉に入れる計画です。

 東北電力は、女川原発2号機について、11月ごろの再稼働を目指しています。