5歳のひ孫は殺害されたとみられることが分かりました。

■曽祖父も“別の階で”死亡 一体何が?

近所の人 「おじいさんと孫は仲良くしていた。面倒見もいいし」

 ひ孫と曽祖父が死亡した事案が急展開を迎えました。5歳のひ孫は殺害されとみられることが分かりました。

 父親と5歳の孫を失った女性はこう語っているといいます。

遺体を発見した祖母 「前日の昼すぎまでは2人は生きていた」

 1日、香川県三木町の住宅で、1階で83歳の曽祖父が、3階では5歳のひ孫・鎌野唯颯君が倒れていて、その後2人は死亡が確認されました。

近所の人 「車庫の中で三輪車で遊んでいて、道に出ないようにおじいちゃんがちゃんと見守っていた」

 司法解剖の結果、唯颯君の死因は窒息死と判明しました。ひものようなもので首を絞め殺害されたとみられ、警察は殺人事件と断定し調べています。

 この家では曽祖父母から唯颯君まで、4世代5人が暮らしていました。事件当時は死亡した2人の他に曽祖母がいて、顔から出血していましたが、命に別状はないということです。

 また、曽祖父にも刺し傷や切り傷ではない何らかの傷があるといいます。

近所の人 「年聞いたら80超えてるって。そんなふうに全然見えない。若々しい」

 今のところ外部から侵入された形跡は見つかっていません。

 曽祖父の死因について警察は3日、司法解剖を行うなど、事件の詳しい状況を調べています。