生成AIの「チャットGPT」を手掛けるオープンAIの日本法人トップが講演し、インターネットなどに比べ生成AIが進化するスピードは劇的に速いと強調しました。

オープンAIジャパン 長崎忠雄社長 「(生成AIは)1年前、2年前のものを使うと時代遅れになってしまう。こういうモデルは今までなかった」

 オープンAIジャパンの長崎社長は、通信大手「KDDI」のイベントに登壇し、生成AIについて「従来のソフトウエアとは決定的に違って指数関数的に成長する」と表現しました。

 オープンAIでは、これまで新しいモデルになると従来より100倍近く性能が上がったこともあったとして、ネットやパソコンに比べて性能が進化するスピードが劇的に速いとしました。

 最新のチャットGPTは文字だけでなく、音声などでのリアルタイムのやり取りが可能で、アップルのiPhoneにも導入される予定です。

 長崎社長は、最新のモデルについて「人間と話している感覚で話ができる。通訳がいずれ端末でできるようになる」と話しました。