一部でコメの品薄状態が続くなか、新米の店頭価格について坂本農水大臣は、「多少割高感はある」との見方を示しました。

坂本農水大臣 「新米の価格についてはこの品薄状態でありますので、平年よりも多少の割高感はあるというふうには思っております」

 3日の閣議後の会見で坂本大臣はこのように述べました。

 取引価格を左右する農協が農家への集荷時に前払いする概算金が、主要な産地で軒並み上がっていることについては、民間の取引環境によるものだとして、「コメントは差し控える」と述べました。

 また、新米の流通状況については、「今月末までには1年間の出荷数量の4割程度が出荷される」として、品薄の状況は順次回復していく見込みであると改めて強調しました。