パワハラ疑惑などで調査されている兵庫県の斎藤知事が、幹部職員に対して夜間や休日にチャットで年間2000件を超える業務上の指示をしていたことが分かりました。

 斎藤知事に対する告発文書では、パワハラ疑惑の1つとして「夜中・休日など、時間お構いなしの指示が矢のようにやって来る」ことが挙げられています。

兵庫県 斎藤元彦知事 「(当時は)業務の中で必要ということでやらせていただいてましたけど、職員から負担だという証言もあったと思いますので、その点については申し訳ないと思っています」

 関係者によりますと、2023年度の1年間に知事が複数の幹部職員とやり取りしたチャットの件数は4885件で、そのうち4割を超える2165件が夜間や休日に送られたものだったということです。