生命保険最大手の日本生命は、出向者などを通じて子会社の保険代理店から競合他社などの契約者の個人情報を入手していたと発表しました。

 日本生命によりますと、保険代理店の「ライフサロン」「ほけんの110番」「ライフプラザパートナーズ」の3社から競合を含む他社の契約者の個人情報合わせて約3万名分を入手していたということです。

 情報には契約者の名前や年齢、性別、証券番号などが含まれていますが、現時点では外部への流出や営業活動への利用は確認されていないとしています。

 生命保険大手では、第一生命の代理店出向者がグループの保険会社に競合他社の契約情報約11万人分を漏洩(ろうえい)していたことが分かっています。