宮城県の高等技術専門校の訓練生などが作る作品の展示会が、宮城県庁で開催されています。
高等技術専門校などの活動を理解してもらおうと県が毎年開催している展示会には、訓練生らが授業で制作した26作品が展示されています。
大崎高等技術専門校の大工や職人を目指す訓練生が釘などを使わずに制作した高さ約2.5メートルの五重塔は、真ん中にある太い心柱を軸とした、伝統的な工法による免震構造が特徴です。
キューブ型のLED装置は、修了に向けた課題として訓練生が5カ月をかけて設計から作り上げました。プログラミング制御により、規則的な光の動きとなっています。
宮城県産業人材対策課伊藤秀雄技術補佐「職業訓練校では日々技術スキルを学んでおりますので、訓練生の作品の成果をぜひ楽しんで見ていただければ」
展示会は、宮城県庁18階で27日まで開催されています。